The Orginally Phoenix②~小松原諒子という人
続きです。
大丈夫かな、あたし気持ち悪いとか思われてないかしらw
でもいいんだー。だって好きなんだもん。
そんなわけで、諒子ちゃんのこと。
何度か書いているのでご存知の方も多いと思うのだけど、諒子ちゃんとの出会いは昨年2月の岡島沙緒梨劇場でのこと。
片山さんの繋がりで観に来てくれていたのですが、お客様お見送りの際に、諒子ちゃんの方から声を掛けてくれたのがきっかけでした。
あたしの歌を聴いて気に入ってくれて、片山さんに「あの人紹介して!!!」と言ってくれたらしく。
その日のうちにLINEを交換し、その翌週には二人でご飯へ(笑)
(声掛けてくれた時「なんか赤い感じがする」って言ってくれたのも大きかった)
歌や作曲をはじめとした音楽の話からプライベートの話、結構突っ込んだ精神やスピリチュアルな感じの話まで、多分3時間くらいしゃべり続けてた記憶(笑)
「えりぴょん」というあだ名をつけてくれたのもこの時で、そう呼ぶ人は一人としていなかったから、なんだか新鮮で嬉しかったなぁ(笑)
今はこれが短くなって「えりぴ」と呼ばれています。
色々と喋っている中で「作詞とかしないの?えりぴょんになら喜んで曲書くよ!」と言ってくれたお言葉に甘えて、書くだけ書いてお蔵入りしていた歌詞をお渡し。
その2、3週間後くらいに出来上がった曲が「祈り」でした。
実は、歌詞を渡したときはまだタイトル決まってなくてですね。
「祈り」というタイトルは、諒子ちゃんがつけてくれた音を聞いて生まれたものです。
我ながらぴったりだったな、と思うし、そういう言葉を引き出してくれる諒子ちゃんの曲のパワーが本当にすごい。
自分の歌詞に曲をつけてもらうのは初めての経験だったけど、それが諒子ちゃんでほんとにほんとによかった、って今も思う。
書いてから1年も眠っていた言葉の羅列が、あんなにも優しい音色になって聞こえるものなのか、と本当に感動したことを覚えています。
こんなに拙い言葉でも名曲になるのか!って(笑)
あたしが書いた当時の感覚や、今のあたしの感覚、多分、色とかにおいとか体温とか、そういうものを零さないように丁寧に丁寧に感じ取って音を紡いでくれたんだな、っていうのが本当にわかって、もう、ほんと大好きになりました。
そんな感じだったので、技芸祭に誘うのも自分の中ではとても自然な流れで。
でも。でも、まさか曲を書き下ろしてくれるとは本当に思ってもみなくて。
でもって出来上がった曲も本当に素敵過ぎて、ていうか諒子ちゃんの言葉選び超好き!!!ってなって←
真帆ちゃんやhirocoちゃんや彩ちゃんが、諒子ちゃんの曲を心底気に入ってくれたことも本当に嬉しかったし、気が合うだろうなぁと思ってた弥衣さんと、想像以上に意気投合してたのもとても嬉しかったし、何より諒子ちゃん自身も楽しんでくれてるのが伝わってくるのが本当に本当に嬉しくて、なんかもう良くわかんないくらい好きと嬉しいがあふれた贅沢な空間でした。
それから、6月のスペシャルズで一緒になったのがきっかけで、彩佳ちゃんと3人でAreA結成に至り。
ここで生まれたのが「both」。
この間、技芸祭のリハで真帆ちゃんが「この曲も化け物だよね」って呟いていたのだけど、言い得て妙だなぁ、なんて思います(笑)
彩佳ちゃんが、龍神への畏怖や畏敬の念、祈りを込めて構成したパフォーマンスの大ラスのために作られた曲。
初めて聞いた時「大祓の祝詞のようだ」と思いました。
数えきれないくらいの意味や思いを込めて「愛」と彩佳ちゃんが表現したそれを、こんなにも強くて優しい曲に出来るその感性と実力と。
なんていうか、すごい人と一緒にやらせてもらってるなぁ、って今もしみじみ思います。
諒子ちゃんの奏でる音は、ぶれがなくて、でもやわらかで軽やかで、とても安心して声を委ねられる感じ。
確かな実力と経験と、どこまでも自由な感性は、彼女の創る曲にそのまま表れているな、と本当に思います。
地球を楽しく生ききる、ってとっても諒子ちゃんらしくて素敵。
彼女の曲がもっともっと広がっていったらいいのにな、と心底思います。
でもって、地球を軽やかに飛び回る彼女に、同じように軽やかに会いに行けるあたしになれたらいいな。って。
年末に、諒子ちゃんと弥衣さんが組むというお知らせをTwitterで見た時、喜びはすれど、あまり驚きはしませんでした。
それも、とても自然な流れのような気がしたから。
「Orginally」って、「元々の」とか「本来の」って意味なんですね。
「Phoenix」=不死鳥の持つ美しさや強さと、「あなたもそうなんだよ」と言ってあげることの出来る軽やかさは、本当に二人にぴったり。
(あ、この「あなたもそうなんだよ」ってのはあたしが勝手に感じただけ笑)
どんな風に展開していくのか全然わからないし、だから楽しいんだと思うけれど、宇宙にまで羽ばたいてってほしいなぁ。真面目に。
めっちゃ長くなっちゃったけど、とにかくこの二人の「音楽」を聴きに来てほしいな、と心底思います。
5月25日、ご都合つく方は是非。