えがおで りんと このばしょで

表現者であり女・小沼枝里子のあれやこれ。

かつて女神だった私へ

公私ともにお世話になっております、芸術集団れんこんきすたさんの第26回公演

「かつて女神だった私へ」

観に行って参りました。

感想を申し上げるのが、本当に難しい作品です。
おそらく、意見というか感想というか、が、真っ二つに分かれるんじゃないかな。
中川さんも奥村さんも、良くこれやろうと思ったな、と(笑)
勿論、お二人と、めぐちゃんだからこそ成しえた作品だろうとは思うのです。

これは、「クマリ」という題材を扱ってはいるものの、クマリの話ではない、とあたしは思います。
いや、勿論「クマリの話」ではあるんですよ。

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多分、観ながらにやにやしていたのはあたしだけなんじゃなかろうか←
いや、変な意味ではなくてですね。

全部存在するってことがわかるんですよ。「ナカ」に。

これ、観てこの感覚を共有出来る人にだけ伝わればいいです。
偉そうですが悪しからず。

 

人は、何もないままですべてを手に入れられるんだよね。
それを思い出したくないのは、何もない事を認めたくないからだよね。
あー。んー。これもちょっと違うけど。
いずれにせよ、「無い」も「在る」も幻想なんだけどさ。

 

多くを語るのが難しい作品と言いますか、いや、でもこれ、共有出来る人が居るとかなり色々語れると思います(笑)

中川さんが「枝里子になら絶対伝わると思った」って言ってくれたのが嬉しかった。
お茶するの心から楽しみにしております(笑)

めぐちゃんは、本当に美しい。内側から美しさが滲み出てる。
言葉にするととても陳腐なんだけど、あの美しさは体感するものなので是非観に行って下さい。

そして、あんな物語書けちゃう奥村さんはほんとすごいと思います。
未来の古典になり得る才能だ、と評されているって話に改めて納得です。
…って、あたしが言うのもおこがましいと思うのですが。

タイトルの意味は、観終わった後に腑に落ちると思います。
「女神」の意味も。

 

でねでね!
今日はこちらの彼女と超~~~~~~久しぶりに会いました!!

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2013年の第18回公演「雲隠れシンフォニエッタ紫式部源氏物語」より」で共演した、明石の君役・佐々木菜緒。
あたしをれんこんきすたに繋いでくれた女優さんです。
寮生活をしてた頃隣の部屋で、めっちゃ仲良くしてもらいました。
今は二児の母!ちなみに、本番中ガチで妊娠中だったの(笑)
2、3年ぶりくらいだったんだけど、全然変わりなくてほっとした(笑)
会えてうれしかったよー!

 

残りの公演も、どうぞ心身大切にしながら挑んで頂けますよう。
迷ってる人は、とりあえず観に行ってみるといい。

そして、自分の感想を「疑って」みるといいと思います。

和歌朗読会。

7月22日の土曜日。
実に8ヶ月ぶりに、根岸理奈子さんの和歌朗読会に行って参りました。

2か月に一度、赤坂のお寺・常國寺で開催されているこちらのイベントに初めて参加したのは…いつだっけ?
まぁいいや←
知人の投稿に上がっていた「おんなを語る朗読家」という肩書きに惹かれ、お会いした事も無いのにFBでメッセージを送り、繋がらせて頂いたのが始まりでした。

百人一首の中の女流歌人」をテーマに、その女流歌人が残した和歌から、その人物像を読み解いていく、という何とも興味深い内容でして。
理奈子さんの心地いい声と、お寺の穏やかな空気感の中、本当にその女性の人となりに触れられるような時間を過ごせるのです。

実はですね、昨年11月の朗読会はまさかの大寝坊をやらかし、1、5月は予定が合わず、3月はお寺さんのご都合で中止になってしまい、なかなか行けなかったのですが!!
ようやっと!ようやっと久方ぶりに伺う事が出来たのでした!!(笑)

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今回は、番外編という事で「中宮定子」をピックアップ。
枕草子」の著者・清少納言が仕え、敬愛し、一条天皇に生涯愛された女性です。

彼女のエピソードを交えながら、清少納言一条天皇が詠んだ和歌、「枕草子」の一節も紹介して下さったのですが、定子様の何と魅力的な事か!
和歌を学ぶ中で、定子様ファンは結構多い、という話も聞いたのですが、それも頷ける歌とエピソードがたっぷりでした。

あたしはその中でも、定子様が清少納言に紙を送った、というエピソードが気に入りまして(笑)

 

清少納言が、「どうにも辛くて苦しくて、いなくなってしまいたいと思うような出来事が起きた時に、上等の筆と紙があれば心が慰められるのに」と定子様に話した事があったそうで。
その数年後、政治的策略により、藤原道長の娘・彰子が二人目の中宮として入内した時に、清少納言は「道長のスパイではないか」と疑われて、それを気に病み、里下がりしたらしいんですね。
そうしたらある日、定子様から贈り物が届いて、開けてみたらそれが「紙」だった、と。
「あまり上等な紙ではないけれどね」という文と共に、もう自身が言った事すら忘れていたような事を覚えていて、気遣って下さった事にいたく感激した、という話。

 

「筆と紙」という答えがめちゃくちゃ清少納言らしいなぁ、と思ったのと同時に、自身も肩身の狭い思いをしている境遇の中、相手を気遣える定子様の懐の広さに感服…。
この頃、定子の父母は亡くなり、兄も左遷され、後ろ盾がまったく無い状態。
叔父である道長が無理矢理娘を入内させた事により、定子は「皇后宮(こうごうみや)」という立場に追いやられ、実質的な中宮としての権力は彰子側にあった状態でした。
(でも、実は彰子も父のやり方には心を痛めていた様子。定子が亡くなった後、その息子を実子のように可愛がったそうです)

そんな状態の中でも、こんな心遣いが出来る女性が愛されないわけが無い(笑)
清少納言の感動が、理奈子さんの朗読を通してびしびしと伝わってくるようでした。

定子の辞世の句と、一条天皇が出家の間際に残した歌から窺い知れる二人の絆にもじんわりと心をあたためられ。

連理の枝と、比翼の鳥。

やっぱり、そういう方があたしは好きだな、と思ったのでした(笑)

 

会が終わった後は、住職の奥様お手製の精進お菓子♡
こちらも毎度楽しみなもののひとつで、今回も美味しく頂きました。

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あたし、抹茶ダメなのですがこれは食べられた!

理奈子さんからのブルーベリーも美味しかったです✨

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次回は9月30日。
ご興味ある方は、是非ご一緒しましょう♡

f:id:ONUMA_Eriko:20170724170952j:image 理奈子さん、ありがとうございました♡♡

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お寺さんを出た後、ドトールに入って久しぶりに食べたモンブラン♡(笑)
洋菓子も大好き。

おめでとう。

あたしが選ぶのは、簡単だった。

あたしの望みは、あなたが選ぶことでした。

ちゃんと選べたね、おめでとう。

 

これで、あたしもあなたも進める。

やり切ったから、悔いは無い。

ほんの少しの寂しさが、不思議なことに幸せです。

 

ばいばい。

ありがとうとか感謝以外の言葉が欲しい。

何をどうやって書きだしたらいいかわからないのですが。

 

うーんと。

 

あのですね。

 

自分の誕生日をね、大好きな作品の世界の中で迎えられるだけで、本当に幸せだなと思ってたんですよ。
しかも、その座組の皆さんに祝ってもらえるだけで。
お客様もお祝いしてくれて、終演後遊びに行ったバーでもたくさんたくさんお祝いしてもらって。

本当に、今年の誕生日は何て幸せなんだろう、って思ってました。

でも、それで終わらなかった。

6月30日。

めとめとひらくのメンバー槐奏子と、teamドラフト4位の橘奈穂ちゃんが中心になって、開いてくれた誕生日パーティー。

もう、本当に幸せ過ぎてわけがわからない空間でした。

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開いてくれる、ってこと自体は知ってたんです。

4月の頭くらいかな。

奏子ちゃん、Twitterも、FBも、インスタグラムも、一旦あたしとの繋がり切っとくっていう徹底ぶりで(笑)

切れてたのに気づいたあたしが「何かしたかね?」って聞いたら「サプライズやりたかったの」とww

 

まぁ、でも当然どなたがいらして下さるのかまでは知らなくてですね。

蓋開けたらびっくり。

同じ表現者仲間だけでなく、普段、舞台やライブにいらして下さるお客様までいらっしゃって、人数にして何と14人。

いらっしゃって下さるだけでも本当に有難いのに、お祝いのプレゼントも本当にたくさん頂きました。

赤い薔薇の花を一輪ずつ頂くとか、本当に憧れ過ぎて。

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叶えて下さって、本当に本当にありがとうございます(;;)

「行きたかった」と言って下さってた方とか、急遽来れなくなってしまった方とか、奏子ちゃんや奈穂ちゃんにちらっと名前聞いただけでも5人以上居て、仮にその方達まで来てくださってたら確実に20人近くなってたわけで、何かもう、驚きと戸惑いと嬉しさとでわけがわからない状態でした(笑)

 

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相変わらずのレベルの高さ!素敵な歌をプレゼントしてくれた友子ちゃん。

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あたしと会った事、二回しかないのに、奏子ちゃんからの熱烈ラブコール(笑)に応えてくれた片山さん。

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リクエストに応えてたくさんたくさん踊ってくれた真帆ちゃん。
「キセキノハナ」、最高に幸せでした。

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生歌、生ピアノでのノンバーバルを楽しんでくれた彩花ちゃん、
全っ然会ってなかったのにお祝いに駆けつけてくれたさっくん

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何だかんだ久しぶりだった弓季しゃんに、さりげなく気を遣って動いてくれてた香奈子ちゃん。
かっきーさんも、いらして頂いて本当にありがとうございます。
奥様にはお世話になりすぎている……(笑)
(3人メインの写真なーい;△;)

観劇のご予定の前に駆けつけてくれた天驚さん。
プレゼントを渡して颯爽と会場を出るというイケメンぶりを発揮してくれました(笑)

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最早親戚のおじさん的な立ち位置の南部さん(笑)
ワインとお洒落なおつまみを差し入れて下さいました。
引き延ばして下さった写真も!

がっつりカメラマンをしてくださった三毛猫さん。
全力のカメラマンっぷり、ほんとかっこよかったです(笑)

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安心と信頼の佐久間くん(笑)
やっぱり君のピアノで歌うのは楽しいね。
何より、本当に楽しそうに弾いてくれてたのが本当に嬉しかった。

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色々段取りをしてくれた奈穂ちゃん。
持ち前のしっかりさを存分に生かしてくれたこと、奏子ちゃんが本当に感謝してました(笑)
一緒にパフォーマンスしてくれたのも、とっても嬉しかったよ!
いつも、本当にありがとう。

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そして、奏子ちゃん。
あなたが言い出さなければ、この幸せな時間はありませんでした。
本当に本当に本当にありがとう。
これからもよろしくね。

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で、この日は更に、尚子しゃんからの新曲プレゼントっていうとんでもないサプライズまでございまして。
相変わらずこの人の曲はすんごいです。
お披露目、楽しみにしててください。
「プリズムソング」とはまた違う「あたし」がそこにいるから。

 

神様は、小沼枝里子の30代に一体何を求めているんだろう、と本気で思いましたww
だって、本当におかしいくらい幸せだったから。

 

小沼枝里子って女はね、ほんとクズだと思うんですよ(笑)

別に卑下とかじゃなくてさ。

それでも、これだけたくさんの人が想いを向けて下さってて、何か、なんででしょうね。本当に。

出会ってくれて、一緒に居てくれて、本当に、本当にありがとうございます。

ありがとうって言葉が本当に陳腐に感じるくらい、感謝しかありません。感謝って言葉も陳腐(笑)

どういう形で返していったらいいのかわからないけれど。

ひとまず、死ぬまで命を使い続けるしかないのだと、今は思います。

 

次の瞬間死んでもいい、って割といつも思ってるけど。

より、そうであれるよう。

命を使って、魂削って、あたしはあたしで在りたい。と、思います。

 

 

……とりあえず風邪治そう←

 

キャスト紹介④

さぁ、ラストスパート。

全作品出演陣。

 

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薪場火炉人(マキバヒロヒト)役・義積雄大(よしづみゆうた)くん。

本役での出演は【怨道】と、【愚道】のラストシーン。

その他様々な役として、全作品に出演。

慾道では工場長が人気でしたw

今公演の陰の功労者と言っても過言ではないのでしょうか。

本当にお疲れ様でした。

一見真面目なんだけど(いや、実際真面目なんだと思うんだけど。すげー気遣い出来るし)、写真見てもらってわかる通り結構お茶目w

関西人の血かしらww

怨道のね、二度と終わらないかくれんぼがもう辛すぎてね…( ;  ; )

事件を経て、きっと何かが大きく変わったんだろう、と思うんだけど。

兄に等しい従兄弟と、幼馴染2人を一気に失った喪失感は如何程のものかと思うと、胸が抉られる。

鮫崎を許したわけじゃない、と言い放った彼は彼で、業の道を歩んでいるのだと思います。

その怨みから解放される時はくるのかな。

 

 

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竹切讃岐造(タケキリサヌキノミヤツコ)役・那須美奈子ちゃん。

見た目麗しいのに中身おっさんという、これまた美味しいキャラクター(笑)

竹取の翁が竹を切った鉈から造られたとされる懐刀。

恐道での鮫崎とのシンクロ殺陣はかっこよかったねぇー♡

テーマである「血と刀」ってキーワードを大きく担うだろう役だけに、役作りには相当苦労した事と思います。

鮫崎の手元にある由縁。竹切自身も言ってたけど、それがわかった瞬間に「断ち切る」事の出来るものってのは、かなり大きそうです。

何か、美奈子ちゃんとは公演終盤あたりから急激に仲良くなれた気がします(笑)

10月もどうぞよろしく♡

 

 

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鮫崎細雨(サメザキサザメ)役・小川亮くん。

主演、本当に本当にお疲れ様!

改めて、11日間32ステージって正気の沙汰じゃないよなと思いつつww

それをやってのけるのは、さすが疾駆猿の役者さんだと思います。

鮫崎は立場的にもかなりしんどいし、精神のHPがりがり削られるようなシーンも多かっただけに、本当に大変だったと思うんだけど。

主演として、座組を見事に引っ張っていってくれました。

それにしても、3月の短期公演で観た時は「絵に描いたような硬派なイケメン」って印象のキャラクターだったんだけど、今作でかなり人間臭さが観られたのは大分面白かった。

霏巫とどうなっていくのかも気になるところ。

10月も楽しみにしてます。

 

そして最後に。

他チームにご出演の皆様。

敏腕制作の高原薫ちゃんと、当日制作のお手伝いにいらして下さった皆様。

衣装・小道具班の沙織ちゃん。

照明のあさみちゃん。

そして、脚本・演出・音響・舞台監督・声の出演(慾道の和尚・笑)信也さん。

本当に本当に、ありがとうございました。

10月も何卒、宜しくお願い申し上げます。

 

これにて、ようやく一区切り。

まだまだ寂しさは拭えませんが、しばし日常に戻ります。

 

さようなら。なみさん。